公認会計士・税理士の山田勝也です。
M&Aを行おうとするクライアントとお話をしていますと、M&Aに関連する様々な費用(株式の取得費用や、調査費用、仲介手数料等)について会計上・税務上どのような取り扱いがなされるかについて十分に理解をしないままM&Aの検討を進めている事例に直面することがあります。M&Aの実行の直前や事後的に会計処理や税務処理を知り当初の理解と異なることを知り、驚かれる経営者の方もいらっしゃいます。今回のコラムでは、M&Aを行ったときに発生する各種費用が会計上・税務上どのように取り扱われるかを見ていきたいと思います。